1750年頃のデザートスプーン2020.04.30 08:121750年頃のデザートスプーン(長さ 16,7 cm)、ロンドンの工房で作られた物、シルバーなので、何年製かを示すホールマークが入っているのですが、これくらい古いホールマークは刻印した跡が読み取り難い物が多く、これも大体しか判りません。綺麗でしょ、この時代のスプーン。最高です。あ...
ビザンチンのクロス2020.04.28 08:52ビザンチンのクロス(4,9 x 2,3 cm)、恐らく10〜12世紀頃、ブロンズ製です。とても好きなクロスです。中々売れないですが、いざ売れるとなったら名残惜しいような、そんな物です。スクリコラージュ 3沖縄での学生時代、海兵隊の友達がいて、たまに普天間基地のゲート前...
ウラジーミルの聖母2020.04.26 11:21ウラジーミルの聖母(8,8 x 4,4 cm) 、折り畳み式の木製のイコン。恐らく、19世紀前半の物でロシア製。聖母の背後にある文字を調べてみると、この聖母をウラジーミルの聖母と呼ぶらしいです。ビザンティン伝来のイコンで1395年にモスクワに移され、東方キリスト教世界の首都となっ...
花柄エナメル彩のブローチ2020.04.25 07:22イギリス、1900年頃のエナメル彩のブローチ(4,2 x 1,4 cm)、15金の枠に黒い部分はガラスです。かっこいいブローチで個人的には好きですし、4,2cm の長さは日本人には使い易いと思います。可愛いけどシックなので洋服を選びますね何故か昔から自分が好きなブローチは中々売れ...
1816年製のティースプーン2020.04.24 09:011816年製のシルバーのティースプーン(12,7 cm)、ロンドンの Stephen Adams 工房製。スプーン専門の中々いいスプーンを作る工房です。写真から分かるように口に入れる部分の先端が全く磨耗してないので、殆ど未使用だと思います。1816年は19世紀ですが、未だ前世紀の...
白蝶貝のカウンター(数え札)2020.04.23 09:001800年頃の白蝶貝で作られたカウンター(数え札)、イギリスの上流階級の人がゲームをするときに使った物だが、これは清朝の中国製(61 x 11 x 1,5 mm)。当時のイギリス人が中国に発注して作らせた物。表にはその家の家長のイニシャルがモノグラムで彫られていて、裏は一枚いちま...
デルフト焼きの花入れ2020.04.21 06:44デルフト焼きの花入れ(22 x 16 cm)、19世紀中頃くらいですかね。焼きが甘いのか、別に問題なく使えますが、水がじわーっと多少染みてきます。絵柄はそんなに変わってませんが、口が割と狭いので花は活け易いです。さて今日は最近の自分の心境を書いてみます。確かに今僕たちは大変な時を...
磁器のドア用プレート2020.04.20 07:53ちょっと変わったアンティークです。浴室のドアなどに付けるような磁器のプレート(29 x 8 x 0,7 cm)。ドアを押して開けるときに手が当たる部分に付ける物。普通は金属製が多いですよね、絵も手描きで、周辺部には金彩の跡が薄く見えます。イギリス製だと思います、時代は19世紀後半...
1800年頃の水彩画2020.04.19 08:451800年頃の水彩画(20,5 x 17 cm、端が少し切れて全体が写っていません)、エンボス加工が施された紙に書かれています。古いエンボスはとても魅力的です。確かこの頃のエンボス加工は人力でプレスしたはずです。表には、沖に停泊している帆船が描かれていますが、裏を捲ると、小さな水...
オランダの壁掛け花入れ。2020.04.18 06:24オランダの壁掛け花入れ(タテ、ヨコ、タカサ 9,4 x 17,7 x 11,2 cm)、壁に掛けられるように後ろに穴が開いています。チューリップでも活けるんですかね。恐らく19世紀の後半位の物ですかね。イギリスで仕入れました。珍しい物だと思います。さて、先日アイルランドのことを少...
中国のお皿二枚2020.04.16 07:48中国のお皿を二枚(左、直径 23cm、右、直径 21,5cm)、イギリスで仕入れた物です。19世紀前半頃だと思います。右の物は少し変わってますね。朱の色が鮮やかです。左のような水墨画風の渋いのは余り売れません、良いんですけどね。さて、皆さん、如何お過ごしですか、コロナ禍で行動制限...
18世紀の銅版画(続き)2020.04.14 08:08少し前に載せた18世紀の銅版画と同時に仕入れたもう一枚の物です。額のサイズは前の物と同じ、版画はこちらのほうが大きいです。二つとも同じ工房の物だと思います。時代、サイズ等は前のページをご覧下さい。前のホームページのときに少し書いたりしていましたが、二十代の後半、'89年〜'92年...