イギリス、1820年頃のカット・デカンター(9,5 ヨコ x 8,5 タテ cm)です。こんなに小さいカット・デカンターは見たことないです。ハイクオリティですよ、小さいけれど。恐らく寝室のベッドサイドのテーブルなのでお酒を入れて使われたのではないか、そんな感じの物です。勿論自分ではなく上級メイドがやってくれる、そんな階級の人が使ってた物ですね。
昨日、Newsのところに書きましたが、「そらあるき」特別号のクラウドファンディングが昨日からスタートしました。Newsの最新記事をご覧頂いたら一番下にリンクがあるので、そこをクリックして頂ければ見られると思います。または、「モーション ギャラリー、そらあるき」で検索されても出てきます。ご賛同頂けたら嬉しいです。「そらあるき」臨時号の趣旨等は、その記事に詳しく書いてありますので、ご覧頂けたらと思います。
先日、日経新聞を買ったらコラムに経済学者の宇沢弘文さんの著書「人間の経済」が紹介されていて、コロナ後のこれからの経済政策の指針になる本であると言うようなことが書いてありました。前に僕も何度か言及したことがあるのでダブルかもしれませんが、まだの方は是非是非ご一読下さい。読み易く素晴らしい本です。本当に世界中の政治家がこの本を読んでくれたなら世界は変わるかもしれない、日本の政治家でこの本を読んでいる人がどれ程いることか。タイトルも良いですね、簡単でストレートだけど、人間の経済、って。今の日本には正直に話す、皆んなの為になるかもしれないこと、例えそれが一部の既得権益者にとって不利になろうとも、そんなことをストレートに勇気を持って言える人が少な過ぎですね。正直な顔、きれいな顔、ってあると思うんですね、品のある顔と言ってもいい、そんな顔の有名人って意外と少ないですよ。だって大概皆んな、エラクなる前は忖度して、時に虐めたりもして、登り詰めた訳ですからね。地位と今だけの名声とお金は手に入ってもキレイなお顔は手に入れられなかった訳で。僕は顔の嫌いな人の本は読みませんし、会いたくもない。その点、宇沢さんのお顔は美しいですね。ちょっと仙人のようでもあります。南方熊楠の顔もいいですね。トルストイのお顔も素晴らしい、、。
まあ、それより「人間の経済」をお読み下さい。素晴らしい本です。
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