2/16(月)~2/20(金)お休みします。

2/16(月)~2/20(金)お休みします。申し訳ありません。21日(土)は一時ごろのオープンになります。

昔の写真です、1991年頃でしょうか、ダブリンの北にあるHowth(ホース)にて、僕の右はダグラス、音楽評論家。彼と当時のガールフレンドと三人でホースの丘にラズベリーを取りに行った帰り。この頃は時々ダグラスの家に遊びに行って彼の庭で一緒に将棋を指し、その後は彼がコーヒーを淹れてくれ一緒にライ麦パンを食べたりして午後を過ごした。今思うととても贅沢な時間だった。将棋は元々ダグラスが将棋をやりたいと言うので僕が駒の動かし方を教え時々彼の家でやるようになった。彼は詩の評論もやり、ときには僕の為に詩を朗読してくれたこともあった、これはまさに猫に小判とでも言ったらいいのか、僕にはその詩の価値は分からなかったが、彼の朗読の音と抑揚は美しくそれは僕にも分かるほどだった。三十五年前。もうダグラスも鬼籍に入り会うことは叶わない、彼と一緒にクラシックのコンサートに行き、評論家席でタダで音楽を聴き、僕の単なる偏見でその日の演奏が気に入らないと、帰りながらダグラスが、マスオ、あの演奏素晴らしかったじゃないか、どうして嫌いなんだ、と慰めてくれた、何とも生意気な自分、音楽なんて何も分かっていないのに。彼の優しさ品の良さは、俺のほうがお前より音楽を知ってるぞ、という雰囲気を一切匂わせず、僕の我儘に腹も立てず付き合ってくれたこと。今振り返ると恥ずかしいばかりだ。彼と一緒に有名なショパン弾き、フー・ツォンのショパンを聴いた記憶がある。僕にクラシックの世界を開いてくれた恩人だ。ダグラス本当に有り難う。