田舎に仕入れ。

昨日田舎に仕入れに行った、電車で一時間、途中Thermosに入れて来たコーヒーとGail’sのシナモン・バンで寛ぐ、このシナモンの菓子パンは高いけど美味しい。スーパーに行くと似たような物が半値くらいで売ってるが矢張りここのが上手い。アンティークフェアーに行ったが、売れてないんだなぁ、という印象。(イギリス人の最大顧客層だった)中国人も最近は前ほどおらずイギリス人も経済的余裕がなくお金を使わない、売れなくても場所代は普通に払わないといけないし車のガソリン代など諸経費も掛かる、何してるか分からないような気持ちにもなるだろう。こうやって対面で古物を売るのはもう時代遅れなのだろうか、でもスマホで写真を見るだけでは矢張りアンティークは分からない、見て触る、のが基本、リモートワークが出勤に回帰してるように、古物を買う行為もネットから対面に戻ってきている部分はあると思うけど、アンティークの対面売買を取り囲む環境はマイナスばかりだ、東京やロンドンのような街でアンティークや骨董の店を開くなんて今は到底無理な話し。恐らく対面販売や店舗販売で生き残れる業者はある程度のクオリティーを持った一部の人だけだろう。廻る寿司が世に出てきて、中くらいのレベルの寿司屋は消えて、逆に高級な寿司屋はより存在感が増し超の付く人気。この現象に似ていると思う、アンティークや古物の店も中間層は消えてあるレベル以上だけが残り前よりも特別な存在になる。インターネットの出現を廻る寿司に置き換えると分かり易い。それと、アンティークや骨董を対面で買う行為がごく一部の限られた人だけがすることになってきている、この流れも大きい。

さて、午前四時、また会いましょう!

Have a nice day.

(写真は週末で人だかりのロンドン中心部、こういうときは地下鉄の入り口も封鎖されたりするから大変)