ロイヤル・ウースターのデミタスカップ(カップの高さ 5,6 cm、ソーサー直径 10,8 cm)、1890年代終わり。両面アゲートを使った嗅ぎタバコ入れ(6,3 x 4,1 x 1,8 cm)、イギリス製、19世紀半ば頃。何とも変な組み合わせ、可愛いカップと渋くも美しい小箱、側に置くと違和感ありありのこの二つ。両面がアゲートのタバコ入れは珍しい、美しいですね、とても、この光は何とも言えない。箱もここまでくると持ってるだけで幸せな気分になれるから不思議。デミタスカップは昔仕入れた物、奥から出てきました。久し振りに光が当たってます、眩しいよ〜。
昨日は久し振りに歯医者に行った、やっと相性の良い歯医者さんを見つけられた感じ、ここの前に行った歯医者は儲けてる臭いプンプン、部屋がいくつもあり、各部屋に歯科衛生士がいて、その一室に入れられ、非人間的対応で、AだのCだのブツブツ言われ、僕はまるでもう物でしかない感じ、先生の顔も見ることなくハイアバよ、サヨウナラまた来てね、で、僕は行かなかった、二度と。今回の歯医者は先生が丁寧に説明してくれ人間的、どうやって見つけたかというと、行きつけのバーで呑んでてマスターに、歯がボロボロなんですけど良い歯医者さんないですか、私はもう長年隣りの歯医者に通ってます、そうですかでは僕もそこに、という流れで、夜はそのバーに行き、昼は隣りの歯医者さんに行くことになった。シンプルで良い。ここ数年痛風の薬を貰いに通ってる家の近くの内科医も気に入ってる、先生が余計な検査とか要らない薬とか出さないけど、観るところはしっかり観られてる感じ、クールで頭の良い人、必ず一度は大きな目で僕をジロッと観る、これ重要、医者もパソコンしか見ないで人間見ないの多い、から。
店でも医者でも車屋でも時計屋でも、安心して通えるのがとても大事。信頼関係の有無。ここなら任せられるな、という気持ちになれる場所。バーも同じかな、信頼関係の無いバーだと恐くて酔えない。今の僕は信頼出来る人に金沢でもイギリスでも囲まれているのでその点では幸せに暮らせている。イギリスでのアンティークの仕入れも信頼関係が築けているから良い物に出逢えている。有り難いことだ。
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