レイトナイト・フェルメールをやります、8/9、8/16、8/23、8/30の土曜日、午後9時迄オープン致します。どうぞお越し下さい。遠方の常連の方ご都合付けばどうぞ。暑いので夕方、夜からお越し下さい。8月第一土曜はやりませんのでご注意下さい。(7時以降に入店の方は事前にメールか電話で連絡下さい)
暑いですね、パン食べてコーヒー飲んだだけで汗が出る、バターを買いにスーパーに行く、バター六百五十円、数年前は四百円台だったバター、これも汗が出る、でもマーガリンと言うか擬似バターは嫌だし、先日パイプを吸うときに使うフィルターを買いに行ったら何と1430円だったのが一気に二千円に値上がり、思わず買うときに、凄いですねこの値上がり幅、と言ってしまった。かと思うと同じ値段でやっている行きつけの飲食店も幾つかあり、凄いながんばってくれていて、と頭が下がる。これも数日前、川崎長太郎の短編集の文庫を買おうかと思い値段を見たら二千四百円で、講談社文芸文庫は元々高いとは言え、これはもう単行本の値段の域、流石に馬鹿馬鹿しくて止めた。少し前にお付き合いで金沢の居酒屋に行った、ちょっと飲んで食べて五千円、これは腹が立った、今の金沢のこの手の飲食店は調子に乗り過ぎ、何れダメになると思う。金沢ブランドに乗っかって店作りも町家風に気取って高く取る店は大嫌いだ、人をバカにしている。金沢おでん、金沢カレー、金沢コーヒー、こんないい加減な呼び名が出てきたのは新幹線開通以来だろうか、金沢コーヒー、って一体何だろう、金箔でも浮いてるの? 後、東山に出店したがる人も多い、「東山」という名前をブランドのように思ってる人がいて矢鱈出店したがる、不思議。僕が子供のときに住んでいた九州、日田の豆田という古い町並みも昔は旧家の家並みの通りで縄跳びしたり習字教室があったりそろばん塾に通ったりしていたのに、今は他所の人が色んな店をやっていて昔の面影は無い。
僕は金沢は犀川界隈、新竪町周辺が大好きだ、このフツウさが好きだ、気取らない感じ、庶民の街、それでいて文化が無いわけでもない、皆んな気さくで気取らず、犀川は季節ごとに表情を変えて美しい。新竪は東山のようなブランドでもないし似非粋人も来ない、ゲイシャもいないし、あるのはコーヒー屋ぺソアのゲイシャ豆くらい。僕はこの街と犀川が大好きだ、金沢嫌いと言いながらも。
(写真は21美と市役所)
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