マイセンの花柄のお皿。

マイセンの花柄のお皿(23,5 cm)、19世紀半ばから後半の物。マイセンのマークが入ってる物もあれば入ってない物もある。勿論全て手書き。バラの花が可愛いですね。使ってもいいけどこのように飾っても素敵です。友人から仕入れました、イギリスで友人のディーラーの家に行ったらテーブルの上にあったので全部仕入れました(まだ何枚もあります)。仕入れはこのように偶然が左右することが多いです、特に面白い物ほどそうですね。

今月はお店はヒマでしたが今週後半から少し常連さんが来られるようです、この商売は何時もながら波がありますね、仕方ないです。余剰の物を売るとはそういうこと、無くても死にませんがふとしたときに思い出して行きたくなったり欲しくなったりする、骨董はそういう物。先日街中の骨董屋の店先で掛け軸を見たので電話で問い合わせたら、一度商品説明の電話があり、分かりました近いうちに伺います、と伝え電話を切ると、また電話があり、結構観光客から問い合わせがあるので来られるなら早いほうがいいです、とのこと、半信半疑だったが、近くにいたので再度店に行くと、売る気満々、軸を壁に掛け直して店内でよく見せて貰ったが、悪い絵ではないのだが少しだけ心が動かない、何かが違う、ので、また改めます、と言い残し去ろうとすると、えっ買わないんですか、とでも言いたげな店員たち、嫌な沈黙気不味い雰囲気、矢張り売りたかったのだ、と僕は思う。買わなくて良かった。こういうときは買わないがいい、しかも売る気満々で怖い。大体、茶掛けの軸を観光客がそんなに買うだろうか、大いに疑問だ。多分嘘だと思う。僕はお客さんが迷ってたら、多分次来たときもありますよ、と言うことにしている。実際そんなに売れないし、迷ってるときは買わないのが良い、と思う。ただ、偶に次来たときに売れてたら、常連さんに、売れてるじゃないですか、と言われることもあるが、僕はそうやって人を急かせるのは好きじゃないので自分もやらないだけのこと。

物の売り買いは信頼関係が大切だと思うし、それが無ければamazonで買えばいいと思う。