エッチング、1910年頃。

エッチング、1910年頃(27,5 x 33 cm)、19世紀後半生まれの Oliver Hall というイギリスの画家の作。暗いけど渋い版画、個人的にはとても好きですね。観てて飽きない、空の感じもとても良い。売れやすいかというとそうでもない、暗い風景画は一般受けはしない、好きな人は好き、という感じ。

今日は雨が酷くて誰も来なかった、それで夕方はエッセーが一つ書けた。これでやっと七十書けた、今日のは出来が良かった。良い文章が書けるか否かは何が左右するのか、自分でも分からない、唯書いているときに出来の良し悪しは自分で分かるし、上手くいかないときはどうしてもダメ。文章は力んでもダメだし集中すれば良いのが書けるという訳でもない、良いのが書けるときの心理状態には何か共通のものがあるような気はする、書き出す前に充分気を沈め心を無にすると良いようにも思うが何時も上手くいくとも限らない。

勿論、書く前に、テーマが決まっていればそれに関するメモを沢山取って構成を決めたりするのも役には立つ。でも、それは入り口でしかなく、もう一つ向こうにあるものを描けるかどうかはまた別の技量というか「センス」にかかっている。書き過ぎないことも重要だ。何を書いて何を書かないか、取捨選択だ。

今年中に後三十書けるか、一年で百エッセーを書くと年初に決めたが、ちょっと厳しいか、、。自分の生活の質次第か。ストイックにいければ書けるだろう。百書けたら自分を褒めたいと思う。