水彩画二枚(38 x 28 cm、23 x 15 cm)、イギリス、1900年代初頭の物、例のビル・ゲイツ追い出した友人から仕入れた絵。どちらも好きだが特に小さいのは好き、余り売りたくない(笑)くらい好き。暫く誰も買わなかったら自分の部屋に飾るかも、、。共に良い絵だと思う。
先日高校二年の女の子が来た、ここ数年では最も若いお客さん。記録だ。ちょっと変わったブルーのキャップにTシャツ、ユルユルのパンツ、全体的にちょっと尖った感じのファッションの子。色々と話しをしていたのだが、僕が、世の中に嫌いなものが一杯ある、と言うと彼女がこう言った、私には嫌いなものはないし、嫌いになるということが分からない、と。それから暫くまた話したので色々と間があるのだが、僕は彼女にこう言った、貴女はさっき嫌いなものがないと言ったけど、貴女のファッションから察するに、貴女には十分好悪の感情が既にあると思う、でも貴女の中にある心理的働きの何かが「嫌い」という感情が外に向かって湧くのをブロックしてるんじゃないかな、と。そう僕は言った。十分大人だと思ったのでそう言っても差し支えないかなと思い少し踏み込んでみた。
面白い女の子だった、大体高校生で一人で僕の店に来る子は変わり者だ。また来てくれるといいな。アンティークのカードの渋いのを買って行ってくれた。
こんな子が来てくれるうちは僕の店も大丈夫かな、と思う。
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