Don’t be afraid of making mistakes.

今回の仕入れの旅も終わった。今回もAirbnbを使ったが、最終的にこの場所も次は使わないことにした、微妙だったのだ。Airbnbの評価も食べログのそれと同じくらいかそれ以上に怪しく当てにならない。前回も今回も5点満点に近い高評価の場所に泊まったのだが共に微妙な宿だった。公開データに隠れて見え難い色んなトリックがあるのだな、と学んだところだ。さて次回もめげずに新しい宿に挑戦しようと思う。

何が言いたいかというと、失敗を恐れては新しいことは出来ない、面白い出会いはない、ということ。最終局面では僕の背後にいる「誰か」が守ってくれていると信じてリスクを取り進むべきである。人間段々歳がいくと安全な選択肢を選びがちになる、若い頃に比べて自然そうなるが、失敗を過度に恐れてはいけないし、自分もその精神を失っていたことに、ロンドンでタケさん(ホームページの people 参照)をインタヴューして彼と話していたときに気付かされた。

日本がこんな未来無き暗い国になったことの一因は、日本人はリスクコントロールが不得手だからだと思う。日本のバッジ付けてる議員のマジョリティの低脳さを見れば一目瞭然。ロンドンの地下鉄に毎日乗った直後に東京の地下鉄に乗る、そのときに感じる異様さ。見知らぬ人との接触を極度に避ける空気、僕は政治が悪いことの証左がこんなところにも現れているのだな、と何時も思う。

若い方は語学身に付けて下さい。語学は身を助けてもくれるし、楽しいですよ。英語もある程度のレベルになってくると自然、英語を話すときのもう一人の自分、が出来て来ます。それは自分の内面にもう一つの層が出現すること。何語でもいい、ある程度身に付ければ、世界が広がるというより自分が広がる。そういうものです。

語学って基本モノマネなんです、この人の喋り方いいな、とか、この文章素敵だな、と思ったらコピーして真似る、自分を同化させる、でもそうやっていてもどうしても最後に残る自分らしさというのがあるんです、いや、ないといけない。同化の集積をやっていくうちに自分が出てくるんですよ。矛盾しているように聞こえるかもしれませんがそんなものです。

語学やって海外に出てリスク冒して下さい、リスクコントロールを学ぶんです。パリやロンドンに行って人種差別されるのもいい経験です、どうやってかわすか学べばいいんです。差別は人間が生きてる限り必ずあります。

ロンドンでも最近は日本人の若い観光客見ませんね、とても少ないです。とても残念に思います。