Very sorry to be seen.

エジンバラから電車でイングランドのボーダーにある街、ベリック・アッポン・トゥイードまで下り、そこからバスで田舎町に行き仕入れて来ました。写真の通り緑が一段と濃く綺麗でイングランドで普通に見る自然の色とはまた違い、遠くまで来たな、という感じで一泊旅行でしたがもっと長く感じました。四枚目の写真はバスからの眺めですが狭い道を100キロくらいでガンガン飛ばして、もし事故に遭ったらみんな死ぬなぁ、という運転で誰もシートベルトなんかしてなくて、というかシートベルトなかった、本当にローカルバスに乗ってる感じ、スピードだけは高速バスでしたが、、。アンティークフェアーものんびりしたもので、おばあちゃんが売りながら編み物してたり、別のおばあちゃんも俯いて一生懸命テーブルに物並べて出してて、ふと顔上げるとアジア人(僕)がいてビックリ、みたいな雰囲気。カフェの女性も肝っ玉母さんみたいなおばちゃんが忙しく動き回ってて、皆んなに美味しいもの食べさせるのが大好き、そんな感じの気のいい人。

帰りに街のカフェに寄ったら笑顔の素敵なタイ系の女性がやってるお店で、お金を払うときに小学生の(ハーフの)息子が女性の側にいたので、僕がロンドンから来た話しをして、ロンドン行ったことある、と訊くと、黙って人差し指を立てて、小さい声で、一回、と返事。帰り際に女性に日本から持って来た(スーパーで買った)お煎餅をあげたらお返しにタイコーヒーの大きな袋入りをくれて、「海老タイ」になってしまった。笑顔が何時迄も心に残る人だった。カフェの屋号はタイ語で英語に直すとHappy Heartという意味だとメニューに書いてあったが本当に幸せな気分にさせてくれるお店だった。焼き飯が甘くて美味しかった。

最後の写真は別の日にロンドン近郊で仕入れていたときのもの、余りに美しい日で気分が最高だったので友達に頼んでピースサインで撮って貰った、ホームページに載るときはサングラスする、とタモリじゃないけど決めてるのでこんな写真でミーハーですみません。とてもいい気分の日でした。すみません現れてしまい、、。イギリスでウロウロするときは大体こんな格好、バッグは仕入れ専用、右手首のオレンジバンドはフェアーでお金を払った証拠として貰う物、大体皆んな手首とかカバンに付ける。黒い袋は友達のディーラーに貰ったDEAN&DELUCAの物、僕のはとても汚れていて色もくすんで、なんかただの風呂敷にしか見えない。いや違った、このとき持ってたのはStandard Productsで買った五百円のリュック。とても重宝してる。スカーフは寒かったのでチャリティーショップで4ポンドで買ったワンちゃん柄。明後日からはまた遠出をする、お金と体力温存ですね。