3/12(火)休みます、すみません。

3/12(火)休みます、すみません。写真は1800年頃のフランスかベルギーのお皿(直径24 cm)。生地色の白が綺麗です。

最近矢張り歳には勝てないのか疲れると直ぐ眠くなる。それで一二時間寝ると復活はするが若い頃と比べると疲れ易い。夜も変な時間に寝て午前三時に起きてラジオ聴いたり本読んだりして朝まで過ごし、七時からまた二時間くらい寝る。今はネット一色の時代だがそれでもラジオの魅力は独特で代え難いものだ。本を読んでいたら「ラジオの官能性」という言葉に出くわした、確かに、オンエアーで流れてくるラジオの声には妙な官能性がある、ラジオドラマも想像力を掻き立てるものがある。昔、学習塾の講師をしていた頃、夜授業が終わって金沢に戻る途中チェーン店の唐揚げ弁当買って、夜中近く、山道にあるトラック用の駐車場に車停めて唐揚げ弁当食べながらラジオドラマを聴いたりしていたことがある。真っ暗な山道に車停めて聴くラジオドラマの音はとてもリアルに響いてきて怖いものだ、叫び声やドアのキーッと開く音とか、足音とか。その頃の自分は受験勉強の為に教える仕事が嫌で、後一二年したら仕事辞めてアンティーク屋を始めようと思っていた。石川県の夜の山道走りながら、仕入れでイギリスかイタリアの田舎を走っている自分を想像していた。金沢に来て三十から三十五までの六年間中学生や高校生に受験勉強を教えていた。大学受験の為の英語も無味乾燥で本当に詰まらなかった。大体、前置詞を日本語で覚えるのがおかしい、on は上、in は中、for は為に、みたいにして中学英語は始まるでしょ、前置詞の意味なんてもっと曖昧で流動的なのに、関係代名詞の用法もパターン化されたものを、これしかない!、という感じで覚えさせられる。本当の関係代名詞の使い方はもっと自由なものなのに。日本の英語教育って、英語で言えば、rigid 、キメキメのガチガチで流動性に乏しい、だから海外に一人放り出されても先ず役に立たない、使えない。言葉って矢張り音から入っていくのが自然だと思う、先ずは耳から入れて口から出す、理屈じゃない。英語の勉強法でシャドウイングというのがあるけど、あれは良いと思う。耳から入れて口で真似ていく、眼は出来るだけ使わない。後はある程度出来るようになったら英英辞典を使って、英語は英語で理解すること。英語の本読むときも知らない単語全部調べてたら疲れるから大体でいい、キーになる単語だけ調べて後は大体で良い。余り真面目にやり過ぎると所詮続かない、だから適当さも大切。でも発音記号は正確に読めたほうがいい、これは重要。英語を学ぶには理屈と感性とのバランスが大切だと思う。一方だけでは英語は学べない上達しない。

ではまた、、。