やっと帰国しました、今日から店を開けます。まあ直ぐには誰も来ないかもしれないからのんびりと開けて置きます。今回は何時もと比べ時差ボケ等の身体の疲労が少なく助かってます。理由はよく分かりません、恐らく色んなプラス要因が重なったのだろうと思います、滞在先がロンドンの街中だったこと、部屋のベッドが快適で良く眠れたこと、仕入れを楽しめたこと等です、まあでも真の理由は分かりません。何か目に見えないものに助けられていた気もしないではありません。旅は目に見えないものにも左右されるからです、それを運と言ってもいいかも知れませんが、運とは違う気がします。もっと主体的な何かが働いたのでしょう。
今回の仕入れでこれからのイギリスでの仕事の仕方が少し観え始めた。これが今回の収穫です。それだけヨーロッパでアンティークを仕入れるのが難しいことになっている訳です。色々な逆風が多いですね。日本からイギリスに買い付けに来ていた若い人も随分少なくなったように見えます。所謂20世紀初頭の「アンティーク」やヴィンテージの雑貨や家具仕入れていた日本人も格段と減りました。変わって見掛けるのは中国人の買い付け人、何処も彼処も中国人ですね、でも何時迄続きますかね、大半は俄かプロで続かないでしょうし、金にしか興味が無い。品も無いですね。あの国の経済的繁栄はとても歪ですから、何れ人や物が離れて行くと思います。経済だけで文化的魅力に極度に乏しい中国の繁栄は長期的に観ると脆弱な気がします。国も人と同じで周りに嫌われている状況では長くは持たないでしょう。
お金だけ持っていてマナーと品に欠けた人間が蔓延る今の世界、日本人もそういう人が増えてます、中国人のこと笑えない、日本人やイギリス人も徐々に品を失ってます、嫌な時代です。お金が沢山あっても品性や知性が無いと醜悪じゃないですか。
今日から営業します。お時間あればお越し下さい。仕入れた物は徐々に出していきます。
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