イギリスのアンティークの世界

明日から二泊で友人の車に乗って田舎に出掛ける。二つのアンティークフェアーに友人が出店するのでそれに同行して少しお手伝いもしながら仕入れて来る。彼と僕の共通の友人達もフェアーに出てたりするので、まあ皆んなとお喋りしながら仕入れる感じだ。忙しい旅になるだろうがのんびり仕入れて来るつもりだ。良い物を少なく仕入れて来たい。

イギリスのアンティークの世界は、まあイギリス社会と言い換えてもいいのかもしれないが、ドアが一見開いているように見えて実はその扉は堅く閉められている。若しくはこうも言える、最初から扉など何処にも無く自分の心が拵えた想像のドアに四苦八苦しているだけなのかも。遠くから見るとオープンに見えて近付くほどにクローズド(closed)に見えて来るもの、この国のアンティーク界はそんなちょっと不思議な冷たい魅力の世界だ。