9/26(火)お休みします、すみません。

9/26(火)お休みします。申し訳ありません。

江戸時代の本ばかり読んでいる。江戸時代に農民として生まれ(大半の人が農民だが)、しかも自分の土地の藩主(領主)が悪政を行い、農民を人間とも思わないような人だったら、彼らの人生は苦労の連続でしかないだろう。実際、江戸前期中期の古文書関連の本を読んでいると、彼らが普通に人間扱いを受けていたとは思えないような事例が沢山出てくる。昔ほどあからさまではないけれど、為政者の庶民に対する感覚は今でもそう変わらないように思う。特に東北や沖縄の人々は今でも中央と比べると軽いものとして扱われていると思う。原発と米軍基地が何処に集中してるのか。為政者にとって庶民とは所詮換えの利く(漢字合ってるかな?)無数のピースでしかない。まあ今の中国に比べたらマシではあるけれど、、。もし、日本で今のウクライナのようなことが起こり、安全な生活が酷く脅かされたときに、アメリカかヨーロッパにさっと移住出来るほどの資産とコンタクトがある人々、それ以外の人々を僕は「庶民」とイメージしている。何時の時代も一番苦しい思いをするのは庶民だ。東北の大震災のときに「友情作戦」の名の下に戦艦に乗りやって来て、事実を知らされず被爆した(らしい)米兵たちも庶民だ。庶民に国境はない。米兵の下っ端には僕は同情的なのだ、僕は若い頃沖縄で夜遊びしてるとき沢山の若い米兵と出会ったから。家が貧しくて取り敢えずアメリカの公立大学に行く奨学金資格を得るために海兵隊に入隊したような、気のいい、賢い米兵と沢山出会った。当時は湾岸戦争などがあり皆んな戦地に引っ張られるのじゃないかと怯えていたのを、僕は覚えている。僕が最初に英会話を身に付けたのも彼ら海兵隊との付き合いが切っ掛けだ。今は気取ってクイーンズイングリッシュ喋ってるけど、元々はそうやって僕の英会話修行は始まったのだ。本当に懐かしい。

(写真はベルリンの壁の跡)