KPMベルリンのお皿

KPMベルリンの磁器のお皿(26,5 x 18,5 cm)、裏のマークからすると1832年以降、恐らく19世紀半ばから後半にかけてくらいでしょうか。上質の綺麗なお皿です。ドイツで仕入れました。状態はとても良いです。

今日も12時に店を開けるつもりが近くの古本屋でダラダラ、半近くなって開けました。これから細く長く店を続けていくには僕は無理をしないのが一番だと思っています。嫌なことは出来るだけしない、マイペースで仕事をする、お金がなくても余り気にしない。それに骨董なんて今の時代そう売れませんから、十年前と比べても「好き者」というか本当に古い物が好きな人は減ってます、今は若い人達の間では骨董やアンティークはオシャレアイテム、ファッションですね。それって本当に好きというのとは違う、自分を飾るものとして古い物を利用してるだけで、本当に好きなのとは雲泥の差。でも、残念かな、今の時代の日本にはそういう人達のほうが断然多い。僕の店にはそんな人は殆ど来ませんから、店は基本ヒマなんです。これからも忙しくなることはないでしょう。

それに僕は忙しいの嫌いですから、嫌な奴に会ってウソ笑顔も身体に悪いし、ウソのない笑顔で生きていきたいと思います。この物の売れない時代にどうやって古い物を売っていくのか、難しくはありますが、世の中の1パーセントの人に向けて商売が出来ればと思っています。同業者の付き合いもイギリスだけですし、骨董フェアーも今は全く出ませんので気が楽です。コロナ前に数回出させて頂きましたが自分には向いてませんでした。

それにしてもここ数日人が来ません、インターフォンが壊れているのでしょうか(笑)。