オパールホワイトの花瓶

オパールホワイトのガラスの花瓶(高さ 18 cm)、イギリス製、19世紀末頃。オパールホワイトに上がパープルで洒落た色の組み合わせです。綺麗な花瓶だと思います。どんな花が合うのでしょうか。

先日近くの古本屋で大石慎三郎という日本近世史の学者の本「将軍と側用人の政治」(講談社現代新書)を買って読んでいます。江戸中期の政治経済にスポットを当てた本でとてもスリリングに面白い本です、この方の本、恥ずかしながら初めて読んでいるのですが、中々優れた学者です。優れた学者を見つけると何時もとても嬉しい気分になります。西洋近代史では川北稔さんを尊敬してますが、この大石慎三郎さんも中々面白いです。それと、文章が上手い、読み易い。重要なことです。読み難い文章は中々頭に入って来ませんから辛いですね。江戸について学び、そこから同時代のイギリスを眺めてみるのも面白いと思います。

「エドワード・ホッパー作品集」(東京美術)も最近買いました。ホッパーは今僕が一番本物を観たい画家。次にお店するなら屋号は「エドワード」か「(浦上)玉堂」ですかね、、。ホッパー観にアメリカ行こうかな、と本気で思います。彼の ‘Compartment C, Car 293’ 、観たいですね〜、本物。でもこの絵はIBM所有、観られるんですかね、、。ホッパー展日本でやりませんかね、絶対行きますけど。ニューヨーク、そんなに行きたくないけど、ホッパー観られるなら行きますけど。ロンドンから近いのかな、、。

パトリシア・ハイスミスの小説「キャロル」の文庫本の表紙にホッパーの有名な絵 ’Automat’ が使われていて、その辺りからホッパーに惹かれるようになったのです。この絵はアイオワ州にあるらしいです、何処ですかね、遠そうです。