8/28(月)〜9/1(金)お休みします。お盆の間は普通に営業しています。暑くて余り人は来ませんが、金沢旅行をお考えの方はお時間あればどうぞお越し下さい。「フェルメール」はちょっと片寄ったアンティークショップですが余所で余り見ないような物をお探しでしたら良いかもしれません。所謂普通のアンティークをお探しでしたら当店は向いてないかも知れません。当店は流行とは殆ど関係無くやってますので、オシャレ系アンティークショップとは可成り遠いところにおります。東京のフェアー(骨董市)も全く出ません、もういいですね、金沢でのんびりやるのがいいです。アンティーク好きなお客さんが来てくれてじっくり時間をかけ古い物と向き合い、幾つか選んで買って行ってくれる、僕はそういう売り方が好きなんです。インスタで見た物を争うように買う、というのは変だし僕はそういうの嫌いなんです。古い物と対峙する時間を持つ。そんな「場」を提供するのが僕の仕事です。イギリス18、19世紀の物に囲まれて過ごす非日常的時間。イギリスの色んな処に行き色んな物を集め、一種独特な異空間を創るのが僕の仕事。古い物が沢山集まれば、然もそれがある方向性(信念)を持っていれば、そこには一つの「空間」が生じます。そういう意味で今の僕の店は「イギリス」ですね。そうなって来ると、物と物との間に関係性が生まれ、その関係性の中をお客さんは彷徨うことになる。そこに自己を没入させることが出来る。それが骨董の醍醐味ですね。勿論、僕がその世界をどれだけ理解しているのか、それも大きな要素です、先ず僕がそれらを消化出来てることも空間創出の必要条件です。「空間」に自己の意識を預ける、投げ出す。そういうのが面白いんじゃないですかね。
偶々書いてみましたが、こういうことをもっと真面目に書いてみたいと思います。
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