イギリスのトイレ事情

今日ロンドンの街中でコーヒーショップに行った、店員さんに訊いたらお手洗いはあるにはあったが、ライトが点かないよ、と言う。トイレのドアに、Sorry. No light、と貼ってある。中に入りドアを閉めると真っ暗、カバンの中から何時も携行しているミニライトを出して照らした。恐らく、ロンドンの繁華街なので変な奴が来て勝手にお手洗いを使わないようにわざとライトを点かないようにしているんだと思う。ロンドンはカフェぐらいだとお手洗いを使わせないところも多いので、そう考えるのが自然だ。こういう状況でミニライトが役に立つとは、、何があるか分からない。カバンの中にはトイレットペーパーももしもの為に入れてある。イギリスの公衆トイレは紙がないことも多いから、先ずはトイレットペーパーがあるかどうかを確認して中に入る。ヴィクトリア駅の公衆トイレでは個室トイレのドアが取れてないところが幾つかあり、混んでいるときなどは、ドアのないトイレの便座に座り用を足している男が何人かいたが、用を足している人と目が合うのも悪いし、イヤ〜流石にそれは僕にはやる勇気ないな〜、と退散したこともある。これまた先日のこと個室トイレに入り、トイレットペーパーは沢山あったのだが、ペーパーを中から摘んで取り出す穴が詰まってて、どうやっても紙は出てこない、トイレットペーパーはプラスチックケースに入れられ盗まれないよう施錠されているので、中にペーパーは死ぬほど巻かれて入ってるのに、使えなかった。こんなこともあるのだ!座る便座がもげてないなんてまだ初級のトラブルだ、この間も何処かで便座がなかったから便器を拭いてから直接座った。まあ慣れれば(余り慣れたくはないが)どうということはない。

以上のようなトイレトラブルは先ず日本では考えられない。日本は至れり尽くせりだと本当に思う。

(写真は地下鉄のホームにあるスイーツショップ。よくこんな時代に生き残ってるな、と思う。余り売れてる感じもしないのだが、、)