久々のシルバースキットル

久々に仕入れたシルバースキットル(125 x 78 x 23 mm)です。やや小さめの楕円形で薄手で、ポケットに収まるように片側が凹状曲面になっています。ロンドンのシルバーで1900年頃の物。何処と無く女性的な雰囲気漂いますね。手に持った感じも良いです。

最近フィットネスで筋トレを少しだけやっています。コロナでイギリスに二年半行かなかった間に随分筋力が落ちて重いスーツケースを持ったりするのが辛くて、これはいけないなと思い少しだけ器具を使ってトレーニングしています。別にこの歳で筋肉隆々になりたい訳でもなし、ゆっくりマイペースでやってます。まあ僕の仕事も身体が資本ですし、イギリスでは本当に身体をよく使うんです。疲れてくるとロンドンの地下鉄の階段を登り降りするときも身体が重くてね。疲れてると不思議と良いアンティークには出会えませんしね。何時も言ってるようにお金と体力が切れると駄目なんです、お金はキャッシング出来るけど体力は借りることは出来ません。頭もそうですね、適度な負荷を掛けて置かないとどんどん劣化する。能動的に自分の頭を働かせないと駄目、暗算なんかもしないと出来なくなる。僕、よくやるのが、外で車が通り過ぎると、ナンバープレートの数字をパッと見て、二桁ずつに分けて足したり引いたり、又は気分が乗れば二桁対二桁の掛け算を暗算でしてみたり、数字で遊ぶんです。イギリスにいるときは英語の発音練習の為に地下鉄内とかで目に入る広告の英語文を片っ端から小さく声に出して読んでみる。これ結構良いですよ、試されて下さい、面白いです。後は、数字を完璧な発音でゆっくりと一から、one,two,three,four five,six,seven と言っていく、又は逆に、one-hundred,ninety-nine,ninety-eight と下がっていく。完璧な発音で丁寧にやるんです。これもお勧めです。英語は簡単なことを何度も繰り返して完璧に出来るようにするのが重要です、例えば「彼何歳だと思う?」なら “How old do you think he is?” となりますが、これを完璧な発音で詰まらずにサラッと言うのは意外と難しい。発音は、ある程度のベースが出来てないとグチャグチャになりますし、イギリス英語の場合は音の出し方がアメリカ英語とは少し違う。英語を仕事で使いたいと思ってる人は、先ずとことん基本を大事にすることです、何でもそうですが皆んな面倒臭いから基本はある程度出来るようになるとそれ以上は極めないんです。それと、耳から入れて口から出してみる。これも重要です、凄く。目は余り使わない。日本には専門分野を持ちながら英語が出来る人がまだまだ少ないですから、その両方を手に入れれば強いです。もう一つ、兎に角、話しかけられたら黙らないこと。重要です。何でもいい、その瞬間直ぐに、Oh, I see, Great, What, Thanks, Really, That’s nice 何でもいい、口から出して言うんです。黙らない、一言でも発すればそこから次が出て来る!僕なんか昔、相手が怪我したとか言ってるのに間違えて、Great、って言ったことありますよ、瞬間ね。でも良いんですそれで!兎に角一番駄目なのは黙ること!日本人は海外に出ると押しが弱いですからどうしても地味に黙っちゃう。少しはチャイニーズ見習ってもいいかもしれませんね、その点においては。

では、Have a nice day!