モザイク画の聖母子像

バチカンで作られたモザイク画の聖母子(19,2 x 14,5 cm)、今回仕入れた物で最も好きな物の一つ。余り売りたくない気分、暫く持っててもいいかな、と思っている。19世紀後半の物かな、黒い背景部分は石で出来てるので小さい割には重い。四角い金の部分も光に鈍く反射して美しい。とても素敵な物です、、。

朝、フィットネスクラブに泳ぎに行った、ロッカールームで着替えていると側に70才位の男性二人、技術がどんどん進み生活が便利になると話し合っている。昔は電話番号の十や二十は覚えとったけどな、今は電話番号なんて知らんでもいいわ、そーやな最近は機械が何でもやってくれるからワシら何もせんでも生活出来るけどまあそれも考えもんやな、おう、料理も洗濯も機械がやってくれるようになったら女房は要らんな。と、立ったほうの男が言い放ち、続けて、俺が結婚したんは、自分の世話してもらう為や。と、オソロシー一言、でももしかしたら相手がいるから意気がっているだけで、家に帰ったら奥さんいないと淋しくて暮らせないんじゃないのかな、このおっさん、と僕は心の中で思う。でもでもとは言え恐ろしい発言、奥さんが聞いたらさぞ悲しむでしょう、それとも家でもこんな感じで横暴で熟年離婚一歩手前状態か、、。

ロッカールームの盗み聞き、また面白いのがありましたらレポート致します。結婚する理由は人それぞれ、色んな打算も絡むのがフツーなのかもしれませんが、僕から見たらこんなおっさんは価値無し。自分の世話はてめーでしろ、と言ってやりたい。

グールドのピアノソロでバッハのパルティータ聴きながら書いています。最高です。グールドは恋人はいたみたいですが結婚はしなかったですね。孤独の似合う人ですよね、グールド。