1830~40年のイギリスの絵皿

イギリスの絵皿(直径22 cm)、1830~40年のヴィクトリア時代初期、一見 Coalport のような工房にも見えますが裏には何の工房マークも入っておらず何処のかは不明。これと同じ絵柄で形の違うのが全部で十枚ほどあります。昔はこういう一見派手な絵柄はいいと思いませんでしたが、前よりも惹かれるようになりました。写真では分かり難いですが実際に見ると思いの外魅力的です。

今読んでいる本に、アーミッシュの人々が新しい利器を生活の中に取り入れるとき、その便利な機械なりを使うと決めて一定期間使ってみて、自分達にとってそのプラスとマイナスの両方を良く考え、マイナスのほうが多いと分かると、それを使うのを止める、詰まり彼らの生活から排除する、と言うことが書かれていてとても興味深かったです。

僕たちはある物が出て来てそれが便利だと分かると、それが可なりのマイナス面を持っていても、それを使うのを止めたりはしないし、一度始まった流れを止めるのは凄く難しい。新しい利器が生活の中に組み込まれその一部となり流れ出すと、それを排除するのは極めて困難、例えそれが可なりの負の要素を含んでいても。スマホや原子力無しでは今の生活は成立しませんね。電磁波が身体に及ぼす影響や放射能汚染の現状をマスコミも書きませんね、専らコロナ関連の報道が多い。ワクチンで死んだ人の報道も少ない、結構死んでるはずです、実は。

台湾が何故重要かというと、世界の半導体の殆どはそこで作られているから。台湾にもしものことがあれば、世界は大変なことになる。

僕たちが今生きる現代はそれだけ歪んでいる訳ですね。何時か機会を作ってアーミッシュの居住区を訪ねてみたいと思っています。