紙物色々

今回仕入れたイギリスの紙物、1960年代の鉄道切符、1940年代の観光客向けフランスのお城の写真集、1837年発行のイギリス、ポーツマスの週間新聞、1764年発行のイギリス議会関連の報告書。田舎のアンティークフェアーで古い紙物を売っている年配の男の人がいて、ロンドン周辺では全く見掛けなくなった、高価でもない物を丁寧に一つ一つ整理し説明を書いて売っている、そんな感じの人でした。自分のやっていることが好きなんでしょうね、そんな感じがこういうディーラーからは伝わって来ますし、お金の為じゃない、それだけじゃない、と言うのがいいです。唯、この田舎に行った帰りのタクシーが、わざわざ人の良さそうなおじさんが、地元のタクシーだから(安心だよ)、と言って教えてくれたタクシーが、呼んで走り出すと、人殺しみたいなドライバーで料金倍くらいぼったくられたのです。こんな美しいイギリスの田舎の田園地帯でこんな人相の悪いアラブ系のドライバーが、、何で、、と言うか感じでしたね。怖いとまでは思わなかったけれど、どう対処するかは考えました。その後、日本でもやったことがない口コミサイトに、その日あったことを書き込みました、イギリス在住人の振りして。Trustpilot というイギリスでよく見かける口コミサイトです。そのタクシーの評価は5段階の2くらいで、1が恐らく本当の書き込みで、後は自分たちで評価上げる為に書いた、若しくは知り合いに書かせた5の評価で「素晴らしいサービスだった」と褒めちぎっていて、結果総合で「2,4」位の評価になっていました。Air B&B なんかの評価も僕はそんなに信じてないですし、今はもうイギリスで Air B&B 使ってません。Air B&B の評価を読んでいると、世の中には随分と素晴らしくて優しい人が多いんだなぁ、と思えてきますが、実際、兎に角褒めていれば自分も攻撃されずに済む、という防御の心理が働いてもいると思います。イギリス在住の日本人向けサイトなんかでも「親日家」のイギリス人がいますが、まあアジア人相手に金儲けしている印象ですね、日本人は概して余り要求もせず大人しいので、ガイジンにとっては好都合なカモですしね。その「親日家」のガイジンと僕ら何も知らないウブな日本人を橋渡しするイギリス在住のニホンジン、これも食えない奴が多いですね。大嫌いです、金に汚い嘘つきが多い、イギリス人の悪い部分と日本人の良くない所のハイブリッド型ですよ!

ウェブ上の評価なんて所詮いい加減なものでしょう、殆ど意味が無い、僕も全く使わない訳じゃないけれど。それに人の、特に知らない会ったこともない人の評価を信じるなんて。矢張り、リアルな、自分が信頼する人の口コミ、評判ほど確かなものはないし、そうやって動くのが一番確かですね。良い真面目な職人さんをウェブ検索で見つけるのは不可能だと思いますし、人を見つけられるのは矢張り人、だと思います。