明けましておめでとうございます。

A Happy New Year、今年最初の記事です。まだ九州の実家にいます、と言っても一人で過ごしています。初詣では混むので地元の神社に31日に行き、テレビもくだらないので見ず、年越し蕎麦の代わりに豚骨ラーメンを食べ、まあこんな感じの気儘正月です。昨日は昔の友人に41年振りに会いました。福岡県の朝倉市にあるファミレスで待ち合わせ、何せ会うのは19のとき以来なので、お互い顔分からないんじゃない、とメールで言いながら会ったのですが、お互いそう変わらず無事会えて、ファミレスで食事しながら楽しく過ごしました。

ケンウッドのミニCDプレーヤー、LCA-10を家電量販店で買い、チャーリー・パーカーの the Quintet というアルバム聴いてます。このCD、メンバーが凄い、チャーリー・パーカー、ディジー・ガレスピー、バド・パウエル、チャールス・ミンガス、マックス・ローチ。凄いアルバムです、1953年の録音。このケンウッドのプレーヤーも二万円前後でこの音、文句無しですし、デザインが良い、フェイスがとても美しいですし、USBメモリーの差し込み口を敢えて真裏にしているのはフェイスの美感を保つためかと。そこが気に入り買いました。

地元の本屋で杉浦日向子さんの「江戸へおかえりなさいませ」(河出文庫)を買いました、杉浦日向子さんは現代作家で僕が買って読む数少ない中の一人。彼女には何処か、今の作家には微塵も無い「恥じらい」「節度」と言うのが感じられ、ファンでもありますが、若くして亡くなられとても残念です。ノンフィクション作家の黒岩比佐子さんなどもそうですが、良い物書きほど早く亡くなられます。駄作を沢山書いて印税稼ぎまくり長生きする作家、と、秀作名作を幾つか書いて金や名誉に頓着せずサッと去り行く作家。僕は後者に惹かれますし、生き恥を晒しながら長生きしたいとは、、思いません。綺麗に生きる、ほうに惹きつけられます。

お店は五日から営業します、どうぞお越し下さいませ。