My favorite Caffe Nero in Covent Garden.

コーヒーチェーン店、Caffe Neroの中で僕が一番好きなのがロンドン、コヴェントガーデンにあるこの店舗(一枚目写真)。客層、店の雰囲気、窓からの眺め、椅子の配置などがとても良く、大人のカフェという感じで、ここで過ごす時間はとても楽しい。ピカデリーにもお気に入りのNeroがあったがコロナの影響か、先日行ったら無くなっていた。レスタースクエアにもお気に入りのNeroがあり、ここは地下にゆっくり座れるソファーがあっていつ行っても地階は余り混んでおらず、偶にスリみたいな奴が偵察に来るのを除けば良い場所である(二枚目写真)。このソファーに抱かれるように深く座っていると時々寝てしまうのだがここで寝ると何故か疲れが取れる。スリが来てもいいように両手でカバンを身体に寄せたまま眠る。本を読むこともあるが直ぐ眠くなるので続かない。地階というのは悪い気が溜まり易いので嫌な感じのするところも多いが、ここの地下はそんなこともなく居心地良い。友達と話し込むのにも良い、長時間話し込むならコヴェントガーデンよりレスタースクエアのほうが使える、コヴェントガーデンは客の回転が速いし外から見える。今週の金曜も友人とここで話し込む予定だ。

ということで、僕にとってはNero様々なのだ、田舎のNeroも行くが矢張りロンドンのほうが色んな人種がいて落ち着く、お金持ちの住む田舎のNeroだとどうも客は白人だけで、悪くはないが若干アゥエーの疎外感を感じないでもない。僕はロンドンのNeroが好きで、ロンドンの色んな場所でNeroに行きその地域に集う人のカラーを嗅ぎ分けるのが趣味でもある。ちょっとヤバそうな街に行けば客もそれなりにヤバイし、気取った街だと同じNeroでもこうも違うのか、と思うくらいの落差がある。個人的にはちょっとヤバい感じのNeroも好きなのだが最近は堕落して余り冒険はしない。

余談だがロンドンではスタバは左程人気がない、今のロンドンは紅茶文化衰退の一方、個人経営のコーヒーショップはどんどん増えている。元々イギリスは紅茶よりコーヒーが先に輸入され流行ったので、まあ元に戻ったということか。