I’m too tired to cook.(料理するには疲れ過ぎ)

今日は地下鉄のストもあって一日休みます。毎日動き回っていたのでここらで休憩しないと一ヶ月体力もお金も持ちません。宿に帰って料理する気にもなれず、帰ったら疲れてそのまま爆睡状態。ご飯は昼に何処かでたっぷり食べ夜は食べなかったり。昨日は田舎でひまわりの種入りの黒パンを買い、バターとハチミツで、コーヒーと一緒に先程食べました。凄く美味しい。パンもバターも日本より味が濃く、美味しいのです。写真、上からロンドンの Caffe Nero でコーヒーとアーモンド・クロワッサン、そしてハムとモッツァレラチーズのパニーニのトースト。朝これを Nero で食べるのが僕の決まりで、あぁ〜ロンドンにいるんだな〜と実感できるメニュー。アーモンド・クロワッサンは大好物でロンドンのコーヒーチェーン店やスーパーで何処が美味しいか大体把握している。Nero も物価高騰のせいか以前より人が少ない気がする、矢張り皆んな節約しているのだろう。昨日も田舎のアンティークセンターに行ったら初老のカップルがレジで3ポンドの物を値切ろうとして断られていた。

次の写真はレスター・スクエア近くのレストラン ‘Eat Tokyo’ のカツカレー。お皿が大きく直径が30センチ位ある、これで普通盛り。割と美味しいし、ここのランチセットはお得。ロンドンで一番流行ってる日本食レストラン。カツカレーはロンドンではすっかり定着している、次の写真。パディントン駅のチェーン店「わさび」のカツカレー、こちらは持ち帰り用。二日続けてカツカレーを食べた。

ロンドンの食は十年前と今では随分と違う、今はCoCo壱も丸亀製麺もあれば、ラーメンも普通にある。ただ、ロンドンで座って食事をするのは高い、安くあげようと思うなら、「わさび」みたいなチェーン店で買ってイートインするしかない。ロンドンの繁華街は六月よりもヨーロッパ大陸からの観光客も多く活気がある。マスクしてる人がたまーにいる、千人に一人くらい。別れるときに以前のようにハグもすれば、全体としてコロナに対する警戒感は殆ど無い。皆んなの顔が見えてるというのは良いことだと思う。人間の口元には色んな表情があるし、そこから読み取れることも多い。顔は全体が見えて初めて顔足り得る。

見猿聞か猿言わ猿、という猿が三つ並んだ置き物がある。今の日本はこの置き物に似ていないか。只管守りで過ごす日々。マスクして他人と触れ合わず世の中に文句も言わず唯静かに暮らす、美味しい果物でも頬張りながら、、。詰まらない人生。