フリーメーソンのメダル、「London」。

フリーメーソンのシルバーメダル(本体のみ、5,2 x 4,2 cm)、1926年製、ロンドンの刻印。青い部分はガラス。とても珍しい物ですが、これを身に付けて出掛けるのは勇気要りそうです。後四年でアンティークですね、詰まり100歳になります。

この前本屋でxx画報という雑誌(どちらか忘れました)を手に取り、巻頭のアンティークの特集をパラパラ捲って見てました。大して面白くもなかったけれど特集最初のページ下にこの様な内容の注意書きが小さく載ってました、この特集では50年以上前の物をアンティークと定義します、と。僕の見間違いでなければその様なことが書かれていました。それを見て唖然としました、高級雑誌もここまで落ちたのか、と。骨董又はアンティークという言葉の定義は百年以上前の物、と決まってる筈です、それを有名雑誌が堂々とこの様ないい加減なことをするとは、本当に貧すれば鈍する訳で、酷いです。

今の若い子が「アンティーク」と言うときは確かにその意味はもっとユルイものですが、でも間違いは間違いです。2020年の今なら、1920年以前の物はアンティーク(骨董)になりますが、矢張りしっかりした線引きは必要です。有名雑誌がこの様なことをやればそれは何れ既成事実化していき、言葉自体の意味を変えていきかねません。許されてはならないことです。

最近この様な、黒ではないけれどグレーゾーンの狡い方法を使う人が増えましたね。黒じゃないからいいかっ、って感じでダークなことをシレッとやる。グレーだから言い訳も一応出来る、詰まり逃げ道がちゃんとある。嫌な世の中です。グレーを素人目には上手に白に見えるよう細工してくる人も結構います。色んなジャンルでその辺の線引きが大変曖昧になっている。そしてそれを誰も言わずに皆んなダンマリしている、そうやって緩い共謀関係が出来上がってもいる。

取り敢えず、愛想振りまいてニヤニヤ笑顔でいれば損はしないだろう、というムラ社会の考え。金は儲かるだろうが顔に締まりが無くなる、瞳が濡れ汚れている。瞳は汚れるものです。

嫌な時代ですね、今の中年(40、50代)にもそういう瞳の濡れ汚れた人が割といますね、自分では上手に世渡りしてるつもりでしょうが、一体何が欲しくて生きてるのか。理解不能です。