小さなインク壺

シルバーの蓋が付いた小さなインク壺(底部直径 6,2 cm、上部直径 2,6 cm、高さ 2,8 cm)、1906年製。ホールマークはイギリス、バーミンガム。インクは余り入りませんが、地味にちょっと変わった物。ありそうでない物。形はスマートです。吸入式の万年筆にも使えると思います。

昨日から急にサンドイッチが食べたくなり、駅までサンド買いに車で昨日今日と行きました。夏の間はカットされたパイナップルが食べたくてよく夜中のスーパーに行きました。食の執着は余りないほうですが、偶に発作のようにある物が続けて食べたくなるのです。食のバランスなんて考えたこともなく、お陰で痛風持ちです。食事もおかずとご飯を同時に食べず、先ずご飯だけを食べ、二時間後におかずだけを食べたりもします。味噌汁もその後に作り味噌汁だけ。変な食べ方ですね。この夏は本当によくパイナップルを食べていたので、美味しいパイナップルを鱈腹食べに台湾かフィリピンにでも旅行に行こうかとちょっと思ったりもしました。ケーキのモンブランも急に食べたくなりますが、金沢で好きなケーキ屋は一軒しかなく、幸いそこは近いので偶に衝動的にモンブラン買いに行きます。高級懐石料理屋は余り行きませんが、珍しく行ったときでも最後に出て来る和菓子がイマイチだととてもがっかりしますね、フレンチのコースも同じ。デザート重要です。金沢の懐石料理屋「小松」の小松さんの作る和菓子は最高に美味しいです!お料理も美味しいですが、和菓子がとても良い。高級寿司屋なんて縁遠い生活ですが、たまーに行くと(十年に一回ペース)、一番好きなのはかんぴょう巻き。回る寿司屋のかんぴょう巻きはイマイチなので、美味しいかんぴょう巻きを食べたければ回らない寿司屋に行かないといけない。それこそ、高級寿司屋に行き、かんぴょう巻きだけ沢山食べて帰って来たい。イギリスで何度か食べたことのあるサンドに、ブラウンブレッドにブリーチーズとラズベリーが挟まったやつがあるのですが、これはとても美味い。フレンチプレスのコーヒーに羊羹も最高にいい組み合わせ。僕の地元、日田には赤司羊羹という老舗があるが、これと飲むコーヒーは最高。

ここ数日香港映画を観たい衝動に若干駆られている。ウォン・カー・ウェイとかの女優コン・リーが出てくるのが観たい。ネットで観たりしないので僕の場合はビデオ屋に行くしかないが、大体ハリウッド映画がずらっと並んでるだけでガッカリして帰って来ることも多い。今の日本映画は殆ど観ない、俳優の顔が詰まらないから、それとスケール感が無く何処と無くチマチマっとしてて観た後の印象が軽いから。この前、イギリスから帰るとき機内で観た「スペンサー  ダイアナの決意」という映画、割と良かったです。

今はインスタグラムなどで人の消費行動が左右される時代らしいですが、僕は矢張り、偶然性が自分の嗜好に及ぼす変化を大切にしたいと常に思っています。偶然、というものは深淵世界だと思います。