オペラ・コンサートのお知らせ

NBS主催のオペラ・コンサート「旬の名歌手シリーズ2022」、フアン・ディエゴ・フローレスのテノール・コンサート。9月19日(日)、東京文化会館に於いて。BBCからは史上最高のテノールと称され、マリア・カラスの再来とも言われているそうです。マリア・カラスのように余りにも高度な技巧が求められる故に上演の機会が失われていた名作を蘇らせた故、彼はそう呼ばれているそうです。もう一つは、世界中の歌劇場を席巻するオペラ界のスター、リセット・オロペサ(ソプラノ)とルカ・サルシ(バリトン)のデュオ・コンサート。オロペサは22歳でメトロポリタン・オペラからデビュー、その後ミラノ・スカラ座、バイエルン国立歌劇場、パリ・オペラ座など世界の主要な歌劇場で主演を重ねている次世代のスター。9月23、25日の二日間、東京文化会館に於いて。詳しくはNBSのホームページをご覧下さい。この「旬の名歌手シリーズ」は親しくして頂いてる方が企画されていて教えて頂きました。コロナ禍で中々海外に行き難い中、世界最高レベルの歌声が楽しめる貴重なコンサートです。是非お越し下さい!

暑い日々ですね、居るだけで体力が奪われます。昼寝しないと体力持たない感じです。身体の調子が戻って来たので、久し振りに短編ですが物語書いてます。矢張り物語書くのは楽しいですね、書くことで生活の質が変わる、充実する。物語を書くことで、自分の意識が何時もより深い世界とコンタクト出来る、そんな充実感です。それと、物語の世界にリアリティを持たせていく、そのプロセスの楽しさ。そんな時間を持つことで気持ちに余裕が出る。実際に書く前にあれこれ空想してメモを取ったりする、最初はただの空想だったものに徐々にリアリティ、必然性が産まれる。物語は単なる「思い付き」だけでは出来ません、矢張り何処かにそれが成立する為の必然性が要るのです。その必然性はアナザー・ワールド、異界から来るものです。

ぼくは「小説」という言葉がどうも好きになれません、だから「物語」と自分の書くものを呼んでいます。「近代小説」という言葉にあるように、「小説」はどうも時間の幅が狭い気がして、それよりも「物語」のほうがもっと大きな時間軸を包摂してる気がするのです。小説家、という呼び名も嫌いです。そういえば、今日は「雨月物語」を読んでました。