フリーメイソンのシルバースプーン

フリーメイソンのロッジ(支部)で使われたシルバーのティースプーン(11,7 cm、1909年、バーミングハム製)この定規とコンパスのフリーメイソンのマークが無ければ普通のシルバースプーンなのですが、この装飾のある物はとても珍しいです。僕も初めて仕入れました。フリーメイソン関連のアンティークを今少しずつ集めています。自分でも理由はよく分からないのですが、メーソンにとても惹かれるものを感じるのです。これからも少しずつ集めていくつもりです。

先日、ある整体師さんに身体を診てもらう為に遠方まで行って来ました。僕は二十年前から時々痛風に悩まされているのですが、左足首に良く痛風の炎症が出るのです。二十歳の頃バイク事故で左足首を怪我してから、その部分が弱いというか何時も若干の炎症というか違和感があるんですね。痛風の炎症がその部分に頻発することと交通事故でそこを痛めたことには何かの因果関係があるのではないかと少し前から思っていたのです。その整体師さんに、その疑問を話すと矢張り、左足首を痛めたことでそこを庇うような歩き方を自分がしていて、結果身体の重心が外に開いてしまい、本来内に向かうべき重心が開くとしっかり足首を使って歩かなくなり、結果膝から下の血流が悪くなり、尿酸値が上がったときにもそれが足首に溜まりやすくなる、との見立てでした。僕はそれを聞いて、成る程ね、と納得した次第です。歩き方が痛風の主ではないにせよ一誘引だった訳です。

僕の場合は四十年前の傷に悩まされている訳ですが、心の病なども往々にしてそのルーツは子供時代にある場合が多いだろうと思っています。子供のときに受けた傷、ショック、家族を中心とした人間関係の歪み。どんな人にも程度の差はあれ、傷、トラウマはあるものです。唯、身体であれ心であれ、その古傷と向き合うのは嫌なものですし、誰だってそこは見ずに逃げたいのではないでしょうか。精神科医にかかれば何とかなるというものでもありませんし、心の闇は消えはしない。自分と向き合う。言うのは簡単ですがそれはとても大変なことですし、下手に向き合えば余計に変になります。誤解を承知で言えば、僕たちは多かれ少なかれ皆んな「病んでいる」のです。一見立派そうに見える人程逆にヤバイ、闇が深い。人からエライと思われてる奴程重症かもしれない。偉そうにしてる坊さんなど実は底なしの闇かもしれない。人間お金と地位があると色々と隠せますからね、、不公平な世の中ですよ、本当に。