柴田優子さんの新作入りました

木口木版作家、柴田優子さんの新作「回旋」(額の大きさ、40 x 30 cm)が入りました。とても繊細な彫りなので五枚刷るのがやっとらしいです。五枚の内残っている三枚を全て買い取ることにしました。とても良い作品なので絶対に売れますし自信を持ってお勧めします。さっき店に飾って写真を撮ろうと試みたのですが、黒色のグラデーションが繊細過ぎて、撮るのが難しい。なんとか僕の技量ではこれが精一杯でした。実物はもっと良いですよ。彼女の作品は大体暗いのが多いのですが、この暗さが魅力でしょう、僕の店の雰囲気にもピッタリで、店内の空間によく馴染んで親和しています。

昨日能登島に温泉入ってマッサージして貰いに、痛風の足を引き摺りながら行って来ました。僕の車はマニュアル車なので痛い左足でクラッチ踏み込みながら行く訳ですがなるべくギヤーチェンジしないように急な加減速は避けて走りました。こんなときは何時も、オートマ車なら痛くないのに、とも思うのですがね。足ツボマッサージしてもらったら、脾臓と尿管のツボにしこりがあり押されると痛かったです。マッサージが目的で行くのですが、それだけでなく能登島の空気を吸う感じると言うのが僕にはとても大事なのです。能登島は矢張り異界ですから、その異界の霊気を浴びるのが大切なんです。能登に行くのは僕にとって一番手軽なリセット方で、金沢で溜まったものをリセット出来るのが僕には能登なんです。何てことはないんですがね、能登の街道走りながら海の見えるパーキングエリアに車停めて、買ってきた海苔巻きと花見団子食べてサモスの魔法瓶に入れて来たコーヒー飲んで、少しパイプ吹かして。能登には人間がこの世界に出て来る以前の匂いが未だ残っていて体感出来る。それが能登の豊かさで魅力。能登では人間が脇役なんですね。金沢は前田藩が作り上げた世界がベースになっていて、今の「金沢」もそれを売りにして商売してる訳ですから、何処か嘘臭いと言うか、若干無理がある。勿論日本のどこを見ても城下町と言うのはそんなもんでしょう、でもね、何処か歪曲された虚像の影が見えるときがあるんです。確かにいい街ですし恵まれてもいますよ、それは否定出来ません、観光地としては色んなものが揃っていて申し分ありません。僕も他県に住んでいたら喜んで通っていたかもしれませんが、何か大きなピースを欠いている気がするのですよ。欲張りですかね、そうかもしれません。

一つ言えることは、金沢を余り過度に観光地化しないほうが長期的には良いだろう、ということ。過度に観光に靡き過ぎると何れ飽きられます。彼女の為にファッションセンス変える男のように何れ捨てられますね。金沢の中にある「普通」をもっと残して置くべきですよ。素顔が一番いいんですから、、。