有り難うございます、移転して一周年です。

有り難うございます、フェルメール移転して一周年になりました。移転したのは去年の12月10日。コロナ禍の中皆さんのお陰で無事にこの一年を過ごすことが出来ました。感謝しております。今の鱗町の裏通りに移りマイペースでやっております。前からマイペースだったんじゃないの、と思われる方もいるでしょうが、更にマイペースになりました。ぼくの店を目指して来る人しか基本来ませんから、基本暇です。これで今迄以上に「濃い」ディープな品揃えにしていけるかな、と思います。趣味の店や専門店が生き残る道は矢張りディープな存在であり続ける以外にないでしょう。店も物も店主もディープディープで進んでいくしかない、潜るしかない、そんな水面下に沈潜するような感覚の店、空間。それが商売として成功するのかどうかは分からないけれど、まあやっていければそれでいい。成功って不思議な言葉で、何をもって成功と言えるのか、とても曖昧な言葉。成功なんかしなくてもいい。楽しければそれでいいし、物事を深めていく楽しさ、好奇心、探究心、欲、そんなものが原動力ですよね。amazon が右の最果てに位置するならぼくたちは左の最果てに位置する。それと大事なのは、世の中に対する怒り。これが無くなったら人間終わり。怒ること怒っていること。これ重要ね。この冬アフガニスタンでどれだけの数の子供達が飢えて死んでいくのか。それを見過ごす自分、日本、世界。これは怒りですよ。

これからも怒りを忘れず生きていきたいと思います。

(写真は開店前の早朝のフェルメール、ショーケースの明かりだけのフェルメール)