少し変わった箱(187 x 227 x 72 mm)です。イギリスの物で19世紀終わり頃の古さでしょう。上にプリントの絵が嵌め込まれています。ベルギーかその周辺国の風景ですね。中を開けると鮮やかなピンク色の布が敷かれてあり綺麗ですね。渋い箱ではないですが、ちょっと変わった物です。ジュエリーボックスですね。
前にも書いたようにセロニアス・モンクを中心に50年代のジャズばかり聴いています。クリフォード・ブラウンも聴いています。クラシックを全く聴かない日々が数ヶ月続いていてぼくにしては可成り例外的なことで、それで何か聴いてみようかと数ある中から選んだのがグールド演奏のバッハのCD。何故かグールドだけは聴く気がするのです。昔からジャズをよく聴いている人がグールドだけは聴いてたりしますが、それにちょっと近い状態に今の自分がなっているのです。何故グールドだけ聴けるのか。分かりません。キースもリヒテルもリパッティもケンプも、全て手が伸びない。グールドの、しかもバッハだけ。不思議です。小澤とアルゲリッチのベートーヴェンのピアノ協奏曲も素晴らしいのに手が伸びない。キースのヘンデルのピアノ組曲も良いのに手が伸びない。ピレシュのモーツアルトのソナタも一番好きなのにダメ。エマ・カークビーのモーツアルトのアリア集、これもあれほど聴いたのに今はダメ。アルゲリッチのラヴェルのピアノ協奏曲、第二楽章が最高なのに、ダメ。
昨日変わった夢を見ました。自分の身体が南米の空を高く飛んでいて本当に景色が見えていて、ここはブラジルかボリビアか、と思っていると何処かに着地して、そこにはアールデコ風の綺麗でスッキリした木造の平屋があり、近くに六歳くらいの少年が二人居て少し古風で丁寧な日本語を話すんですね。ぼくが、ここは何処なの、と訊くと、ここはボリビアの谷間です、と答えてくれました。ぼくはこんな夢に出て来る人は異世界に実在していると思います。しっかりした、綺麗な日本語の少年でした。不思議な夢でしたね。
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