ローマ帝国時代のビーズ・ネックレス

イギリス、ノーフォーク州出土のローマ帝国時代のガラスビーズのネックレス(3〜4世紀)。長さは50cm位。イングランド北部のヨークで仕入れました。綺麗な黄色ですね。今は麻紐のようなものに通されています。これくらい魅力のあるものは身に付けず飾っておいてもいいかもしれません。

今のように便利な時代、動かずにタブレットで色んなことが済ませられる生活が普通になると、生活の実感が希薄になると言うんですか、もっと大袈裟に言うと、人生の意味を見失っているように感じるときはないでしょうか。僕は最近時にそのような、虚しい浮遊感を感じるときがあります。生きてる、と言う実感が薄いんです。自分が今生きて生活していることの意味にそれなりの重みを持たせるには、自分で努力して働きかけないといけないような気がするんです。朝、机についてじっと一人の時間を過ごすのが、その虚しい浮遊感から逃げる為に如何しても僕には欠かせないことになっています。そうやって一人自分の中に閉じ籠り、考えたり書いたりして何とか生活の中に意味、重みを持たせようと静かに足掻いてみるのです。ごくたまにですが、自分の気が変になりそうに感じることもあります。今のこの世の中、何処かしら人を狂気に追い込むような匂いがするんですよね。とてもイヤな時代の雰囲気がありますね。正気でいるのが大変な時代かもしれません。

こんなふうに感じてる人は僕だけじゃないと思うんですよね、、。